2011年5月15日日曜日

京都市民寄席

土曜日,京都会館第2ホールで開かれた「市民寄席」に行った。
第305回・・・すごい。
自分は初めて。

① 桂阿か枝延陽伯
・・・明石出身,明石在住。

② 笑福亭呂鶴近日息子
・・・相当なベテラン。先日,梅田で三喬で聞いた噺。
親子の話以外に,長屋のバカな男に怒りまくる場面が出てくるが,これが面白い。こちらの方がメインといえるほど,切れまくる長屋の住人の話は面白い。

③ 林家染丸癪の合薬(あいぐすり)」
・・・上方林家の総帥。ご寮さんが色っぽい。
このご寮さん,持病の癪をおさめる特効薬がやかんなめ。
東京落語では「やかんなめ」。
やかん頭をなめさせる武士は,いい人だ。
女房のことを「山の神」という由来(いろはにほへと・・・おくやま,けふこえて・・・)も面白かった。

④ 桂春團治お玉牛
・・・81歳(談志より6歳年上)。かくしゃくとしている。
初めて聴いた噺。
牛の尻尾(男は女のおさげと勘違いしている)が顔を打つ場面を扇子で表現する場面,本当の尻尾のようだと思った。
布団に寝ている牛を女と勘違いする男が牛の体を触る場面も,自分が触っているような気分になった。
名人・春團治!と声を上げたくなった。

⑤ 笑福亭枝鶴の襲名披露口上(身を持ちくずした先代枝鶴の話題で持ちきり)を挟み,枝鶴の「愛宕山
・・・愛宕山の,一八が竹のしなりを利用して谷底から戻ってくるという設定は,ありえないなぁ,と思いながら聞いた。落語は,そんなもんだ。

プログラム
二条橋より
床(ゆか)が始まった

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2 件のコメント:

  1. ご来場、ありがとうございました。<(_ _)>

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  2. 枝鶴師匠,コメントをいただきありがとうございます。
    今後もフォローしていきたいと思います。

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