2011年8月25日木曜日

浪花恋しぐれ~桂春団治

NHK・BS「私のうたの道 都はるみ」を録画して見た。

岡千秋とのデュエット「浪花恋しぐれ」に見入った。
映像は,昭和58年(都はるみ36歳)の紅白。

この歌の主人公が,桂春団治であることを改めて認識した。
ネットで調べると,初代春団治のこととわかった。

芸のためなら女房も泣かす♪それがどうした文句があるか♪・・・」と1番を歌い,何やその辛気臭い顔は。酒や,酒や,酒買うて来い~」というセリフを吐く岡千秋(春団治)の横で,じっと耐えるように目を伏せる都はるみの美しさにグッときた。

2番は,はるみが歌う。「そばに私がついてなければ♪何もできないこの人やから♪・・・」と歌って,春団治の袖をつかむ仕草が,色っぽい。
好きおうて一緒になった仲やない。あんたぁ,遊びなはれ,酒も飲みなはれ。あんたが日本一の噺家になるためやったら,ウチは,どんな苦労にも耐えてみせます~」というセリフの大阪弁が,京都出身だけに極めて流暢だ。

一度,カラオケで歌ってみたいと思った。恋女房役は・・・妻しかないだろう。

初代桂春団治
どんな芸人だったのかと思い調べると,このページが一番詳しく,わかりやすかった。

春団治は,年上の薬種問屋の女主人との色恋のために,恋女房(都はるみ)に離縁状をたたきつけた。しかし,ガンで倒れた春団治の世話をしてくれたのは,離縁した恋女房と娘だった・・・

池田市の受楽寺に,「春団治之碑」があり(三代目春団治の後援会が建立),毎年4月に池田で春団治まつりが開催されているらしい。
9月中旬に池田に行く予定があるので,できれば受楽寺に立ち寄ってみたい。

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1 件のコメント:

  1. 管理人様、突然の書き込み失礼いたします。
    落語会の告知をさせてください。

     『第13回 いけだ春団治まつり』

    ●アゼリア呉服座寄席「桂 春團治一門会」
    【日時】4月28日(土)
    【場所】池田市民文化会館 小ホール
    【時間】開場14:00 開演15:00
    【料金】前売り 3,000円(全席自由席)
        ローソンチケット(Lコード54258)
    【出演】桂春團治、桂福団治、桂春若、露の団四郎、
    桂小春団治、桂一蝶、桂壱之輔
      *多くの大御所が演じ、舞台と客席が一体となりやすく
       落語に適している小ホールでお楽しみください!

    ●アゼリア呉服座寄席「桂 春團治落語会」
    【日時】4月29日(祝・日)
    【場所】池田市民文化会館 アゼリアホール
    【時間】開場14:00 開演15:00
    【料金】前売り 3,000円(全席自由席)
         ローソンチケット(Lコード54277)
    【出演】桂春團治、横山ホットブラザーズ、桂春之輔
        露の都、桂梅團治、桂春雨、桂福矢
       *29日はスペシャルゲストに横山ホットブラザーズが来場
        子供からお年寄りまでが楽しめる究極の爆笑音楽ショーを
       堪能してください。

    両日とも池田市民文化会館及び周辺では午前10時頃より
    屋台村や特設ステージなどたくさんのイベントを開催致します。

     ●お問い合わせ  (財)いけだ市民文化振興財団
               TEL072-761-8811
    http://www.azaleanet.or.jp/h24harudanji.html

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