昨日,市立図書館で落語の本を借りてきた。
TBS落語研究会編「とことん楽しむ 落語のすべて」(日本文芸社,平成11年)
吉原を「ほっこく」という,というのは志ん生の話に出てきたが,漢字は「北廓」だとわかった。
岡場所は,江戸の出入口,品川,新宿,板橋,千住にあった。
吉原を「北廓(ほっこく)」といったのに対し,品川は「南」といったと,志ん生が言っていた。
「学校じゃぁ,あんまり教(おせ)えねぇ話」だ。
品川には,「品川心中」,千住には「藁人形」という噺がある。
廓のしきたりとして,客が遊女と親密な仲になるには,
① 「初会」・・・初めて妓楼に上がること。儀式的に盃を交わすだけ
② 「裏を返す」・・・二度目の登楼。遊女が口を聞いてくれる
③ 「馴染」・・・三度通って,ようやく床入りが許される。
というプロセスが必要。
そんな知識が詰まっている本だ。
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2010年11月12日金曜日
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