NHK教育「日本の話芸」(元旦放送)を録画した
春風亭小柳枝の「柳田格之進」
を聞いた。
初めて聞く話だが、武士の誇りと昔の日本人の人情に溢れる、いい話だった。
講談のようだと感じたら、案の定、もとは講釈ネタのようだ。
「格之進」は、「水戸黄門」の格さんと同じ名前。
格さんも、まじめで実直という設定。
騒動の張本人の万屋の番頭・金兵衛と、吉原から戻れた格之進の娘が結婚するというハッピーエンドは、ちょっとでき過ぎだが・・・
2、3年前から、山本周五郎の武家物の短編集をときどき読んでいるが、同じような味わいがある。
ウィキペディアによると、志ん生、馬生、志ん朝も得意ネタとしていたようだ。
志ん生が格之進をどう演じたかも興味があるが、馬生で聞いてみたい話だ。
にほんブログ村
2011年1月2日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿