2011年1月20日木曜日

馬生を聞く

図書館で借りたCDで,金原亭馬生
二番煎じ
花瓶
富久(とみきゅう)」
王子の狐
を聞いた。

ひととおり聞いただけだが,「二番煎じ」と「王子の狐」が面白かった。

二番煎じ
寒い夜,火の用心の夜回り当番の旦那連中が,猪鍋を肴に酒盛りをする話。
煎じ薬に見立てて,土瓶で酒の燗をして飲み食いし,盛り上がっているところに見回りの役人がやってくる・・・

王子の狐
王子稲荷にお参りに行った男が,女に化けた狐を騙す話。
扇屋という料亭で飲み食いをし,狐が酔って寝込んでいる間に,「寝ている女房が金を払うから」と言って,お土産の卵焼きまでせしめて料金を払わずに帰ってしまう。
目を覚ました狐は,女が狐だと気づいた店の者に叩かれ,ようやく逃げ帰る。
騙した男は,友達に諭され,手土産に牡丹餅を持って,狐に謝りに行く・・・
馬生が38歳のときの高座とのこと。


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