2011年2月14日月曜日

上方落語の「幾代餅」

NHKの「上方演芸ホール」で,
桂よね吉 「かぜうどん
桂 文太 「幾代餅
をやっていた。
二人とも京都市出身とのこと。

「かぜうどん」は,桂ちょうばで聞いた。
よね吉の「かぜうどん」も,うどんに対する食欲を十分にそそるものだった。

幾代餅
志ん生で聞いた噺。
上方落語では,吉原ではなく,大阪新町の「吉田屋」の幾代太夫になっていた。
調べると,大阪新町は,日本三大遊郭のひとつ。
幾代餅に対し,くる代餅が出てくる,551の蓬莱のCM(あるとき~,ないとき~)のパロディが出てくるなど,関西向けの演出。

解説で,同じような話が,三遊亭では「紺屋高尾」,古今亭では「幾代餅」ということを知った。
「高尾」と「幾代」,「紺屋」と「米屋」などの違いはあるが,来年3月(15日)に太夫の「年が明け」て夫婦になるというのは共通だ。

文太の上方版も,十分に楽しめた。

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