2010年11月30日火曜日

上方落語研究会を聞く

第212回上方落語研究会(府立文化芸術会館)の席に出かけた。

 桂鈴々(りんりん) 「動物園
桂雀々の二番弟子の女性。
かわいらしい顔立ち。
虎の皮をかぶる仕草を熱演していた。

 笑福亭鶴笑(かくしょう) パペット落語
パペット落語とは何ぞや,と思っていたら,人形を使った落語だ。
パペットをネット検索して納得。パペットマペットという芸人もいたな。
三蔵法師(鶴笑自身)の他,孫悟空(膝人形など)や赤牛の怪物などが登場する噺。
客席も自分も,腹を抱えて笑った。
膝を立てたり,ひっくり返ったりの肉体演技。
昼間も二席やって,大変なんだと。
お笑いは奥が深い。
イラクに旅立つということで,「はるか」に乗るために4席目の予定を繰り上げにしてもらったとのこと。
ネット検索したら,「国境なき芸能団」を実践しているようだ。
後の米二から,生きて帰れないかもしれないと言われていた。

 桂佐ん吉 ~お題の名づけ親はあなたです
中川家の弟のような風貌。
新作落語で,ウェディング・プランナーになった女性が主人公。
元彼のマザコン男が,新しい婚約者を連れて,主人公が勤める結婚企画会社(主人公がその元彼と訪ねたところ)にやってくる,という話。
この話に客がお題をつける,ということで,選ばれた題は
ウェディング・プランナー」。
平凡・・・
後の解説で,「代書屋」をモチーフにした話とのこと。
新作だからか,ところどころで言葉を噛んでしまうところが惜しかった。

(仲入り)

 桂米二 「除夜の雪
真打登場。
米二は,初めて聞いたが,うまいと思った。

大晦日に酒を飲みながら銭を数える住職がいる寺が舞台。
その寺の古株の小坊主が主人公。
檀家の伏見屋の若御りょんさんが,借りていた提灯を返しに来る。
しかし,御りょんさんは,その前に,不釣り合いを責める嫁いびりに耐えかねて,首を吊って死んでいたのだった。
幽霊だから,降りやんだ雪に足跡が残るはずもない。
笑わせる話ではないが,本当の大晦日に聞いてみたいと思わせる噺だった。
誰の言葉か思い出せないが,
「どうなと信濃の善光寺」
というフレーズが頭に残った。

 桂紅雀 「不動坊
故・枝雀の弟子。
見方によっては,前原外相もどきの男前の噺家。

この前,文我で聞いた噺だが,紅雀の「不動坊」も,面白かった。

利吉が銭湯で湯に浸かる場面。熱い湯で,「湯が食いつく」という実感が感じられた。
間抜けなヤモメ三人組+これも間抜けな幽霊役の講釈師も,素直に笑えた。

幽霊役が顔に唐辛子で血の痕をつけられたのを,
朝帰りの海老蔵みたい」
と言ったタイムリーなクスグリもよかった。

18時半開演,21時前閉演で,時間もちょうどよい落語会だった。

次の上方落語研究会も来てみたいと思った。

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2010年11月27日土曜日

京都御苑~植物園

京都御苑の「凝華洞跡」の大銀杏。
凝華洞は,仙洞御所があったことろで,松平容保が病を患った際,仮宿舎にしたとのこと。

鮮やかなモミジ。

オレンジ色も美しい。

府立植物園にも行った。
フウの木は,見ごろの手前という感じだった。

ハナミズキ(アメリカヤマホウシ)の紅葉も趣きがある。

ニワウルシの白い花が目を引いた。

白いサザンカが咲き誇る。

近くにピンクのサザンカも。


ランシンボク(楷樹)・・・中国では孔子廟の樹として有名とのこと。

たくさんのカメラが群がっていた。

ミツバハマゴウという小さな花。

コダチダリア・・・木に咲くダリア

水面に映るモミジ。

アゲラタムという種類の花
アゲラタムブルーマリー

アゲラタムシェルピンクハワイ

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新そばを食べる

土曜日,新そばを食べる会に参加する機会があった。

そば(二八そば)を打つところから見せてもらった。

周囲にもそば粉が舞う
打ち上がり寸前
木鉢も,名工の特製ものとのこと。
重労働だ。

宴会が始まってしまい,そばを切る場面は見逃した。

打ちたての新そばの味わいは格別だった。
辛み大根,イクラなどの薬味との融合もいい。
幸せな時間だった。

もともと,そばは好物だ。
長野の田舎では,親戚の集まりなどがあると,必ず締めはそばだった。
そばは,一椀分の量ごとに丸めたような状態で,ザル様の容器に並べられて供される。
薬味は,ネギ,海苔などのほか,クルミが付いていた。
懐かしい味だ。

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2010年11月25日木曜日

宝鏡寺

堀川寺之内辺り(表千家の不審庵や裏千家が近くにある)に行く用件があり,見事なモミジに誘われて,宝鏡寺(堀川寺之内東入る)に立ち寄った。

和宮や日野富子の縁りの寺とのこと。
「人形の寺」という別名があり,人形展が開かれていた。
人形塚


「鶴亀の庭」では,和宮が幼少時に遊んだという。

円山応挙の「雉図」,「子犬図」,狩野探幽の「秋草の図」,円山応震(応挙の孫)の「四季耕作図」などの襖絵を見ることもできた。かわいらしい子犬だった。

堀川通りの銀杏の黄色も,今が盛りで,思わず歩道橋に上って撮影した。

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2010年11月24日水曜日

京都駅

用件があり,京都駅の近くに行った。


お昼過ぎの京都駅
(ホテルグランヴィア)
夕暮れ前の京都タワー

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2010年11月23日火曜日

京都大学11月祭で落研の落語を聞く

ウォーキングで紅葉を楽しんだ。

くろ谷・金戒光明寺の山門。

東福寺と並ぶ紅葉が売り物の寺院,永観堂の入口。
拝観料1000円を払う気持ちにならなかった。

特別公開の光雲寺に立ち寄った(哲学の道近く)。
徳川秀忠の娘・和子,後に後水尾天皇の中宮・東福門院の菩提寺。
第7代小川治兵衛が手を加えた池泉式の庭園。
アクセントの紅葉もいいものだ。
東山を借景とする

哲学の道。
ここは,やはり桜の季節の方がいい。

法然院の黄色のモミジと趣きのある門。

京都大学11月祭開催中であることを思い出し,立ち寄る。
北部キャンパスの銀杏並木。

落研の寄席が開かれていたので,何席か聞いた。

葵家桜ん(さくらん,女性) 「崇徳院」
目をしっかり開いてやれば,もっといいと思った。

道楽亭三茄子(さんなすび) 「はてなの茶碗」
面白くなかったからではなく,うたた寝してしまった。

道楽亭鳳々(ほうほう) 「正月丁稚」
法学部だから「ほうほう」か。

葵家白(つくも,女性) 小噺
声がよかった。伸びる気がする。

道楽亭扇子(ファンシー) 「書割盗人」
前の席の小学生の男の子がコロコロと笑っていた。

(模擬店でタコ焼きなどを食べるため中座)

道楽亭蔵人(くらうど) 「足上がり」
芝居好きの番頭と丁稚の話。

葵家姫志´い(ひめじぃ,女性) 「平林」
友近似の女性。
前に確か鶴二の落語会で前座が同じ噺をやっていたが,姫志´いの方が面白かった。

葵家ふたば(女性) 「餅屋問答」
かわいい女の子だが,声は落語家の素質を感じた。

みなさん,一生懸命,古典落語を学んでいるのに感心した。

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2010年11月20日土曜日

秋深まる

朝,京都御苑を散策。
堺町御門近く

二条城近くに用件があった。
銀杏が輝いていた(正午ころ)。

お昼(鍋焼きうどん)を食べた後,今出川堀川西入るの「白峯神宮」に立ち寄った。

京都御所の秋の一般公開・・・駆け足で。
右近の橘
紫宸殿
左近の桜

桃林,梅林と,南に歩いてきたところに,京都御苑で一番ではないかと思う大樹がある。


帰りも,堺町御門から出た。


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2010年11月19日金曜日

京都ホテルオークラのオマール海老

京都ホテルオークラで,オマール海老のサラダ(メイン料理)を食べる機会があった。

肉厚のオマール・エビは絶品だった。

オークラの料理は,かなり充実している。

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2010年11月18日木曜日

マイルチャンピオンシップ

今週日曜のマイルチャンピオンシップ

サプレザ が馬券になるという線で,買ってみようと思う。

エリザベス女王杯の スノーフェアリー は強かった。
ザブレブは,去年の実績もあるし,今年も期待できる。

三浦皇成も,そろそろG1を獲ってもいいかなぁ。
ほしのあきとの結婚を成就させるためにも。
馬もいいし・・・

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2010年11月17日水曜日

延陽伯

先日,桂文三で聞いた「延陽伯」。

図書館で借りた「落語長屋の知恵」(矢野誠一著)に「延陽伯」の嫁に来た女に,男が名前を聞いたときの答えが載っていた。

わらわ,父はもと京都の産にして,姓は安藤,名は啓蔵,字を五光と申せしが,わが母三十三歳の折,ある夜,丹頂を夢み,わらわを妊みしがゆえ,たらちねの胎内に出でしころは,鶴女,鶴女と申せしが,これは幼名,成長ののちこれを改め,延陽伯と申すなり

男は,これ全部を女の名前だと勘違いする,という筋立て。
文三で聞いたときはわからなかったが,「延陽伯」は,女の名前だとわかった。

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2010年11月16日火曜日

紅葉進む

紅葉が少しずつ濃くなってきた。
川端通り

もう少し季節が進むと,鴨川ももっと色づくだろう。
葵橋から上流を望む

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