2011年6月2日木曜日

長楽館で塩鯛を聞く

6月1日,円山公園の長楽館桂塩鯛の会があった。
雨の円山公園
長楽館

会場は,修復された「御成の間」。
シャンデリアはバカラ製とのこと
東山に面する窓
塩鯛のあいさつの後,弟子の桂鯛蔵が登場。
演目は「二人癖」。
先日,桂文三で聞いた「四人癖」は鼻の下をこする等の動作の癖の話だが,こちらは,「つまらん」,「飲める」と言ってしまう口癖の話。
鯛蔵,何度か見ているが,着実に成長していると思う。

塩鯛は,「舟弁慶」。
恐い女房に嘘をついて大川へ舟遊びに出かけた喜六だが,褌一丁で踊っているところを,夕涼みに来た女房に見つかってしまう,という話。
ウィキペデイアによると,「弁慶」とは、自腹を切らず金を持っている者にたかって遊ぶ者を意味する花柳界の隠語
また,平知盛の幽霊と弁慶のやりとりは,能の「舟弁慶」に出てくる話のようだ。
昔から男は女房に頭が上がらなかったのだ。


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昼間,大阪に用件があった。
中之島公会堂。この辺りも屋形舟が行き来したのだろうか。


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