2011年6月12日日曜日

桂米二独演会に行く

京都駅近くのアバンティホール(龍谷大学アバンティ響都ホール)で開かれた桂米二独演会に行ってきた。

会場は満席に近かった


桂雀五郎  「みかん屋
・・・雀三郎の弟子。上方落語家は,女房を呼ぶとき,「かか」と言う。大阪言葉だろうか。京都では言わないような気がする。

桂米二 「池田の猪買い
・・・大阪中心部から淀屋橋,大江橋などを渡って池田まで歩くのだから,昔の人の健脚には驚嘆する。


桂米二 「はてなの茶碗
・・・上方落語の定番。帝(みかど)の「はてな」の万葉仮名の箱書きで,清水焼きで一番安い数茶碗が千両になる。雅子様が出てきたのが面白かった。雅子様も落語を聞いて気晴らしをされたらいいのに・・・

笑福亭福笑 「宿屋のばばぁ
・・・六代目松鶴の三番弟子。いやぁ,この新作,この落語家,面白かった。三日月温泉という断崖絶壁に建つ宿屋のばばぁが,とにかく愉快・痛快。上方落語のパワーを感じた。
「この湯呑,びしょびしょや。はてな???」という「はてなの茶碗」を受けたくすぐりもさすがだった。

桂米二 「千両みかん
・・・マクラの六代目松鶴のエピソードが面白かった。松鶴は午前2時,3時になってもスナックから帰らない,故松葉,福笑,米二,三喬(当時,笑三)の四人で,無理矢理ホテルまで担いで帰ったとのこと。
番頭は,三百両相当のみかんを持ってドロンしてしまったというが,すぐに気づいて店に戻ったことだろう。

米二らしい詳しいプログラム
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御池柳馬場辺りのアジサイ

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4 件のコメント:

  1. こんなに頻繁に落語の舞台ってあるんだね! 知らなかった。 京都だから? 

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  2. 米二さんいいですね。京都の旦那という感じ。日経から出ている新書版には米朝師匠に入門してからの思い出話が書かれていますね。興味深く読みました。3席たっぷり。

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  3. きょんさん
    ・・・読んでくれてありがとう。
    京都でも,ホールや小さな会場で結構落語会があります。大阪はもっと多いし,東京はずっと多いです。

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  4. 高木様
    ・・・米二さんの本,図書館で借りて読みました。
    爆笑派ではありませんが,味がありますね。高座の姿は,米朝師に似ている気がしました。

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