2011年6月25日土曜日

桂雀々独演会

金曜日,桂雀々独演会府立文化芸術会館)に行ってきた。

雀々は,桂塩鯛襲名披露田楽喰い),「新鋭 上方落語会 打ち上げ公演」(七度狐)で聞いて,今回が3回目。


演目は,「遺言」,「除夜の雪」,「戻り井戸」の新作3本。
① 遺言
・・・親が死ぬ間際に残した遺言を聞くため,玉造,川口,住吉のおばさん,おじさんの家を回るという設定。
② 除夜の雪
・・・永瀧五郎という人の原作に米朝が手を加えて現在の形に仕上げたという名作。前に米二で聞いて,いい話だと思った。
③ 戻り井戸
・・・師匠の枝雀作。田舎にやって来て酔っ払い,井戸に落ちた男,親子連れの百姓に助けられるが,その家で供された酒を飲み過ぎて,恩人の一家をけなし出す・・・


この日の雀々は,あまり笑えなかった。
マクラで話した米團治にはかなわないという話(米團治は天然,雀々その他は養殖),枝雀宅での修行時代の話(松鶴文枝米朝春団治からかかってくる電話の応対など),ざこばの深酒の話は,そこそこ楽しめたが・・・

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