2010年10月4日月曜日

塩原多助一代記

亀岡、伏見、宇治と回る車中、志ん生の「塩原多助一代記」を聞いた。

笑いのある話ではなく、何か入り組んだ話で、途中で別の気楽に聞ける話に切り替えてしまうことが多かったが、初めて通して聞いた。

詳しいストーリーは、下記に紹介されている。
http://ginjo.fc2web.com/114siobaratasuke/siobaratasuke.htm

カーナビに録音しているCDは、この長編のうちの「青との別れ」と「親子対面」を中心とした部分。

誠実な多助(バイタリティもある)と、悪女の亀(養父の後妻)、悪人の原丹治(その情夫)との対比、見事だと思う。
結局は、多助が成功を収めて塩原家を再興する話も、日本人好みだ。

全編のCDを集めて、聞いてみたいと思った。


志ん生の他の長編に、「名人長二」がある。
全編ではないが3話のCDを持っている。
親子の切ない話だ。
何で親の名乗りをしてやれないのか、その挙句に起こる不幸な出来事・・・
また、遠方出張のときに、じっくり聞いてみたい。

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パリの思い出
HOTEL DU LOUVER
ルーヴル美術館から出てきて撮影

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