2011年4月23日土曜日

京都・らくご博物館~新緑寄席~

昨夕,「京都・らくご博物館【春】~新緑寄席~」に行った。
京都国立博物館主催,場所はハイアットリージェンシー京都。

始まる前に腹ごしらえをしようと,三十三間堂の南にある「吉野」というお好み焼き,鉄板焼き屋さんに行った。
路地の奥の方にある
「ホソ焼き」がうまいというネットの口コミを参考に,それを注文。ホソとキャベツ,もやしを炒めたものを,ちょっと辛いタレでいただく。ふだんホソは敬遠気味なのだが,おいしかった。
それだけではお腹が膨れないので「豚玉」も注文。
ビール大瓶とお酒で,締めて2500円ちょっと。

腹ごしらえを終えて七条通りに出ると,国立博物館の隅の桜が目に入った。
曇天の夕暮れどき
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ハイアットリージェンシーの地下のドローイングルーム,ホテルの椅子が並べられた会場。

① 開口一番は桂鯛蔵の「みかん屋」。
鯛蔵は,前にざこば一門会で「初天神」を聞いた。
どんな落語家に育っていくか,楽しみだ。

② 桂ひろば 「天災」。
なかなかの巨漢。
「天災」は,志らくのDVDで見た。
江戸っ子の話だという先入観があったが,上方でもやるのだ。検索すると,師匠のざこばが得意としているようだ。
上方言葉で喧嘩っ早い八五郎をどうやるのだろうと思っていたが,さっき飲んだお酒の影響でウツラウツラしてしまった(退屈だったわけではない)。

③ 桂塩鯛 「一人酒盛
この話を聞くのは初めてだった。一緒に飲もうと誘っておいて,自分だけ飲んで友人にはほとんど飲ませない男。その男の語りだけで構成され,相手の男の声は最後にちょっと出てくるだけだ。
塩鯛の酒飲みの話は,明るくていい。南座の襲名披露公演の「替り目」も,テレビで見た「試し酒」もよかった。

④ 桂米佐 「豊竹屋
米朝事務所の一門紹介の趣味の欄に「歌舞伎,文楽鑑賞」とある。
歌舞伎の大向うの掛け声の話から入った。
「待ってました!」という掛け声をかけてもらえると嬉しいと言って,何回も客席から声がかかるのを誘っていたが,京都人は奥ゆかしいのか,声はかからずじまいだった。

「豊竹屋」は,ちょうど昼間,車中のDVDで林家染丸の話を聞いたところだった。
このDVDは,このブログの平成紅梅亭の記事を見て,放送を録画し忘れたのでできればコピーして送ってほしいと連絡をしてきた方が,こちらから送ったDVDの謝礼に,2003年と2005年放送の平成紅梅亭の録画を送ってくれたものだ。

主人公の豊竹屋節右衛門,風呂屋でも食事中も浄瑠璃口調。
寝床」とか,「胴乱の幸助」とか,浄瑠璃が出てくる落語は多い。
大衆に愛された芸能だったことがわかる。

⑤ 笑福亭枝鶴 「竹の水仙
松鶴の弟子。昨年,小つる改め六代目枝鶴を襲名。
枝鶴というのは松鶴を襲名する前のステップで,師匠の松鶴も枝鶴(四代目)から松鶴を襲名したとのこと。松鶴の息子が五代目枝鶴となり,松鶴襲名が既定路線だったが,女で身を持ちくずしたとのこと。
「竹の水仙」は東京でも上方でもよく聞く話だ。今まで一番多く聞いた演目ではないかと思うくらいだ。
枝鶴の「竹の水仙」も,宿屋の主人が可愛いくてよかった。

前の席にコロコロとよく笑う女性がいた。女性の笑い声は,場を華やかにする。
ホールと違って椅子が固くてお尻が痛くなる点を除き,いい落語会だった。


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ホテル玄関前

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