2011年5月30日月曜日

祇園花月へ行く

日曜日,妻が友人からもらったチケットで,祇園会館の祇園花月へ行ってきた。
八坂石段
ツツジがきれいだった

林家染丸の「上方落語 寄席囃子の世界出版記念」と銘打った落語競演会。

染丸の弟子によるご祝儀松尽しという芸(松が描かれた扇子をたくさん使う芸)で開演。

林家笑丸 「時うどん
・・・平成紅梅亭で初めて見た。染丸の弟子だったのだ。なかなかしっかりした落語をやる。
「その男,副署長」に,犯人役(紙切りをやる手だけ)で出演したとのこと。

桂文三  「四人癖
・・・梅田芸術劇場での「新鋭 上方落語会」で「堪忍袋」を聞いた。小柄でころころっと太った体型,愛嬌のあるタレ目,甲高い声。好きな落語家のひとり。今回も楽しい噺だった。

林家染丸 「三十石
・・・伏見から大阪への舟の旅の話。もともと「東の旅」の最終盤の話のようだ。舟に揺られている心持ちになり,うとうとしてしまった。

桂あやめ 新作
・・・女流落語家の話を初めて聞いた。師匠文枝との思い出話(イノダコーヒーのフレンチトーストなど),なかなか楽しかった。本題は,年増のOLの合コンの話。女性の視点での新作落語は新鮮で面白かった。

月亭八方 「猿後家
・・・「猿後家」は小三治のCDで聞いたことがあった。上方落語版は,奈良の猿沢の池が出てくる。八方の落語を初めて聞いたが,しっかりと演じていた。

最後に,出演者総出(染丸指導)で寄席の踊りが披露された。
文三が染丸からかぼちゃと言われていたが,なるほど顔はかぼちゃそのものだ。
その文三がやった(やらされた)かぼちゃなすの踊りが面白かった。

雨続きで増水した鴨川

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1 件のコメント:

  1. 祇園花月 大阪に行かなくても京都で吉本の芸人さんが観られる いいことです また楽しみが増えましたね 祇園の南座の通りの辻利さんの抹茶ロール(お菓子)は他人にもらって食べたのですが意外と美味しかったですね

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